LEGO(レゴ)で作る知育玩具シリーズ!ジェンガ系バランスゲーム

LEGO

こんにちは!トミーです!

ジェンガは皆さんご存じかと思います。
今回はその派生版のバランスゲームを作ってみました!

「ジェンガ系バランスゲーム」ってどんなゲーム?

縦に積み上げたブロックタワーの上にフィギュアを乗せ、スティックやブロックを使って順番にブロックを押し出していきます。ブロックの均衡が崩れてフィギュアを落としてしまったプレイヤーの負けになります

基本ルール:

  1. レゴブロックを縦方向に積み上げてタワーを作る
  2. タワーの上にレゴ人形(またはフィギュア)を乗せる
  3. 順番に好きなブロックをスティック(棒状のパーツ)で押し出す
  4. フィギュアが落ちた(またはタワーが崩れた)プレイヤーの負け!

ポイントは「どのブロックを押せば安全か」の読み合いです。
「ここを抜いたらバランスが崩れそう」「じゃあこっちを…」という駆け引きが、子どもも大人も夢中にさせます(笑)。

レゴで作るとブロックの数・高さ・フィギュアの重さを自由に変えられるのがレゴ最大の強みです!

このゲームで育つ力

手先の巧緻性(こうちせい)と「力加減」の感覚

ブロックを「そっと押し出す」という動作は、指先の絶妙な力加減を要求されます。強く押しすぎるとタワーが揺れてフィギュアが落ちる。弱すぎるとブロックが動かない。この繰り返しが、手先のコントロール能力を高めます。

ブロックを積み上げて準備する動作も含め、「押す・つまむ・引き抜く」などの動作を繰り返すことで、遊びながら子どもの巧緻性(手先の器用さ)を伸ばせます

指先は「第二の脳」とも呼ばれ、指先を頻繁に使うことは脳の広範囲に刺激を与え、集中力・創造力・考察力を育む「知育」につながるとされています。※1

衝動を抑える力(自己制御力・実行機能)

「早くやりたい!」という衝動をこらえ、じっくりタワーを観察してから慎重にブロックを選ぶ。
落としてしまっても「もう一回!」と気持ちを切り替える。
このゲームには「待つ・慎重になる・感情をコントロールする」場面が自然に生まれます

ボードゲーム研究では、子どもはゲームの勝ち負けを繰り返す中で、ネガティブな感情をコントロールし、ルールや順番を守ることを学んでいくとされています。※2 これは学術的に「実行機能」と呼ばれる前頭前野の働きと深く関わり、学力・社会性・人間関係すべての土台となる力です。

相手の立場を読む力

このゲームは「自分でブロックを選んで抜く」という主体的な意思決定が毎ターン求められること。

「このブロックを抜いたら崩れるか?」「崩れないとしたら、次の人はどう困る?」と、結果を予測しながら自分の手を選ぶこの繰り返しが、リスク評価と意思決定の力を育てます。

対戦ゲームならではの要素として「自分が抜いた後、次のプレイヤーがどう困るか」を想像する力も自然に鍛えられます。これは心理学で「心の理論(Theory of Mind)」※3と呼ばれる他者視点の獲得と深く関わり、集団ゲームを通じて共感・社会性の芽生えが促されるとされています。


「実行機能」「自己制御力」といった非認知能力をもっと伸ばしたい方へ

我慢する力・感情コントロール・粘り強さといった「非認知能力」を遊びながら育てる方法をまとめた本。ゲームと組み合わせると効果的です。

作り方

今回10段ブロックを積み上げていますが、ブロックが少ない場合は3~5段程度でも遊ぶことは可能です。

ブロックセット時に崩れにくくするために後ろに壁を設けていますが、無くても問題ありません。

ブロックをまとめて揃えるならこちら

タワーを高くするほど盛り上がる!ブロックがたくさん入ったLEGOクラシックセットなら、高さや難易度を調整しやすくなります。

実際に遊んでみた感想(体験談)

完成したタワーをテーブルに置いた瞬間、子どもが即座に「なにこれ!?やりたい!」と飛びついてきました。

一通りルールを説明した最初の一手、子どもは一番上のフィギュアを置いていないブロックをいきなり押してきました。最も安全かつ確実な一手を最初にしてきました。

大人は注意深く慎重に押し出すのに対して、子どもは躊躇なく押し出してくる度胸。しかも、スポッと1個だけがきれいに押し出されてくる光景に驚かされました。

親の気づかないうちにルールの中から最善と思われる行動を取れるようになっていることや的確に押し出せるブロックを見極める姿に関心しました。

そして、大人がうっかり崩したときの子どもの「やったー!!」という声は最高でした。

親が本気で悔しがると、子どもがさらに嬉しそうにするのがポイントです。
そして、意外と崩れないです(笑)

まとめ:崩れる瞬間のドキドキが、そのまま子どもの力になる

今回はレゴで作るジェンガ系バランスゲームを紹介しました。

「スティックでそっと押す」というシンプルな動作の中に、

  • 手先の巧緻性・力加減の感覚(指先のコントロール能力)
  • 衝動を抑える力・自己制御力(慎重さと感情コントロール)
  • 相手の立場を読む力(意思決定と他者視点の獲得)

といった力が自然に育まれています。

しかもそういったボードゲームを買わなくても、手持ちのレゴですぐ作れるのが最大のメリット。
高さを変えれば難易度が変わり、色でルールを加えれば何通りもの遊び方が生まれます。

「崩れた!」「やったー!」の声が飛び交う、最高のおうち時間をぜひ楽しんでください。
親が本気で悔しがると、子どもはもっと喜びますよ(笑)

今回はここまで!次回もお楽しみに!


参考文献

  1. はまキッズオルパスの窓「幼児期に大切な巧緻性を高める指先遊び、トレーニングとは」
    https://www.hamakids.jp/blog/blog_column/post_38498/
  2. ボードゲームと教育(Table Games in the World, 2023)
    https://tgiw.info/2023/03/boardgame-education.html
  3. 大神田麻子・板倉昭二(2021)「心の理論」脳科学辞典(国立研究開発法人情報通信研究機構)DOI: 10.14931/bsd.6954
    https://bsd.neuroinf.jp/wiki/心の理論

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