LEGO(レゴ)で作る知育玩具シリーズ!プログラミング的思考カラーパズル

LEGO

こんにちは!トミーです!

LEGO知育シリーズ、今回は見た目もカラフルで美しい「カラーパズル」です!

シンプルな見た目なのに、やってみると「あれ、意外と難しい…!」となる、大人も夢中になるパズルです。

「カラーパズル」ってどんなゲーム?

このカラーパズルは、4色(赤・青・黄・緑)の扇形が組み合わさったピースを、回転させながら3×3のフレームに並べていくパズルです。

ピースは9個。それぞれに4色の色が違う配置でついています。
向きを回転させることで4通りの置き方ができるので、同じピースでも並べ方次第で全体のパターンが大きく変わります。

ポイントは、「色」と「向き(回転)」の2つを同時に考えながらピースを置くこと。
これが他の色合わせ玩具や並べるだけのパズルと決定的に違う、このゲームならではの奥深さです。

こんな市販の色合わせ玩具がヒントになっています

「虹色のへび」など色を組み合わせて遊ぶ知育玩具は世界中で長く愛されています。レゴでは、そういった”色”にフォーカスした知育遊びもできます。

このゲームで育つ力

色の認識・カテゴリー化の力

「赤はここ、青はここ」とピースを並べながら色を識別・分類する行為は、子どもの色彩認識力とカテゴリー化思考の発達を促します。

子どもの色の理解は発達段階を経て深まります。1歳半ごろから色の違いを認識し始め、3歳頃には赤・青・黄・緑などの基本色を理解、4歳以降には8〜10色を覚え中間的な色の識別も始まるとされています。※1

さらに大学美術教育学会の研究では、幼児期の環境による色の学びは幼児にとって重大であり、色彩に関する学びが保育意図を超えて偶発的に生じることが示されています。※2 つまり「遊んでいたら自然に色の理解が深まっていた」という状況がこのパズルで起きやすいのです。

「回転×色」の2軸思考と仮説検証力

このパズルが他の色合わせ玩具と決定的に異なる点があります。

ピースを「どの色が来るか」だけでなく「どの向きに回転させるか」という2つの軸で同時に考える必要があります。9枚のピースはそれぞれ4通りの向きがあるため、組み合わせの数は膨大です。つまり「なんとなく置く」では解けない。「この色にするためにはこう回転させなければならない」という仮説を立て、試し、修正するという思考のサイクルが自然に発生します。

高知工科大学の研究では、5歳で論理的思考が質的に高まり、科学的な真実に近い仮説を立て検証することができるようになるとされています。※3 このパズルの「回転させながら正解を探す」という繰り返しは、まさにその「仮説→検証→修正」のサイクルを遊びの中で自然に体験させます。

パターン認識とプログラミング的思考

「全体のパターンから逆算して、次にどのピースをどう置くか考える」というプロセスは、近年注目されるプログラミング的思考と深く重なります。

知育パズルの遊び方は「完成を想像する→どこから作るか計画を立てる→似た色や形でピースを分ける→試行錯誤する」というプロセスそのものであり、幼児教育の分野でも「全体と部分を把握し試行錯誤しながら遊びを展開していく経験が、論理的思考力の確かな土台を作る」ことが分かっています。※4

このカラーパズルは「完成パターンがまず目に入り→それを実現するための手順を逆算する」というトップダウン型の思考訓練になります。これは算数・プログラミング・将棋など、先を読む力が必要なあらゆる分野に共通する思考回路です。


論理的思考力・プログラミング的思考をもっと伸ばしたい方へ

作り方

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赤・青・黄・緑の丸タイルやフラットプレートが豊富に入ったLEGO DOTSセットが便利!色違いパーツが大量に入っているので、ピースをたくさん作れます。

遊び方・クリア条件のバリエーション

このパズルの最大の特徴は、クリア条件を変えることで難易度が大きく変わること。同じパズルで何通りもの楽しみ方があります。

モードクリア条件むずかしさ
お手本モードあらかじめ決めたパターン(お手本カード)と同じ配色になるよう並べる★☆☆(見ながらできる)
色揃えモード各列・各行で同じ色が被らないように並べる(数独的ルール)★★☆(論理的に考える必要あり)
タイムアタックモードお手本モードを何秒でクリアできるか計る。記録更新を目指す慣れた後の腕試しに

最初はお手本モードから始めて、「できた!」の達成感をしっかり積み重ねてから難易度を上げるのがおすすめです。

実際に遊んでみた感想(体験談)

最初はお手本モードでやってみました。「この写真と同じになるように並べてみて」と渡したら、「簡単!簡単!」と言って、最初は色だけ見て置いていましたが「あれ、色が違う?」と言い出して、手が止まっていました。

「色の順番をよく観察してみたら?」とより”色”に意識を向けてあげると、「あっこれはこっちか!」と気づいた瞬間の顔が印象的でした。次にお手本なしでもう一度作ってもらうと、5分ほど真剣に考えていました。テレビも気にならないくらい集中していて、親としてはしめしめ(笑)という感じでした。

「できた!」という歓喜の後、ひとりで何度も崩しては組み立てていました。
そこから自然と色の並びについて話してきて、パターンを見出す力が育っているなぁと感じました。

まとめ:「色」と「向き」を同時に考える事が知育の核心

今回はレゴで作るカラーパズルを紹介しました。

「カラフルなピースを並べるだけ」に見えて、実はこのゲームには

  • 色の認識・カテゴリー化の力(色を見分け・分類する感覚)
  • 「回転×色」の2軸思考と仮説検証力(このゲームならではの2軸処理)
  • パターン認識とプログラミング的思考(全体から逆算する思考回路)

といった力を育めます。

パーツも少なく、しかも色の数やクリア条件を変えるだけで難易度が変わるので、同じパズルを何度でも楽しめます。「ちょっと難しい」が続く限り、なかなか飽きが来ません。

作るのも並べるのも、ぜひ子どもと一緒にしてみてはいかがでしょうか。
今回はここまで!次回もお楽しみに!

参考文献

  1. 特定非営利活動法人 保育の安全研究・教育センター「色の理解の発達過程」(2023年)
    https://p-hoiku.com/wpdb1/wp-content/uploads/2023/04/3625dbcc6ecc088b4f553684332e0936.pdf
  2. 鈴木奈穂・津田穣・磯野佳代子(2020)「幼児期における色彩教育の研究動向と保育実践の教育課題」大学美術教育学会誌「美術教育学研究」第52号, pp.369-376.
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/uaesj/52/1/52_369/_pdf/-char/ja
  3. 織田佳乃子(2018)「幼児期からの論理的思考の発達 〜プログラミング的思考に着目して〜」高知工科大学 卒業論文.
    https://www.kochi-tech.ac.jp/library/ron/pdf/2018/03/15/a1190436.pdf
  4. 幼児教育における知育パズルとプログラミング的思考の関連について
    参考:conobas「【5歳・年長向け】元エンジニアママおすすめ知育パズル5選」(2022年)
    https://conobas.net/blog/toy/2954/

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